【前編】起業家志望で仲間が出来ない人

最近社内外の起業家志望の特に若手の子から

  • 仲間が集まらない
  • 人を信用できない

という相談をされたので書いてみます。

僕自身は実はあんまり課題に感じたことがないです

僕自身はすぐ人を信用してしまうような人なので、人生においてこのテーマはあんまり課題に感じたことがないのですが、
世の中の大多数はそうでないのではないかと気づいたため筆を取りました。

振り返ってみると、過去出会った起業したい!って言っていた人で
(なんか最近この人見ないなー)って人は、ほぼ仲間が集まらないからフェードアウトしていくのが多いと思います。

ちなみに起業は1人でやると辛い時メンタルがほんとにやられると思います。
とにかく仲間集め頑張ってください。実際に1人で起業されたCaster中川さんのブログ記事がとても参考になります!

仲間って?

一緒に物事をする間柄。また、その人。「趣味を同じにする仲間に加わる」「飲み仲間」
https://kotobank.jp/word/%E4%BB%B2%E9%96%93-588081

信用って?

心を合わせて何かをいっしょにするという間柄をかなりの期間にわたって保っている人。そういう間柄。
https://kotobank.jp/word/%E4%BF%A1%E7%94%A8-539182

つまり仲間と信用を築けるかどうかというのは、 一緒に同じ目的を目指して、それを長い間するに値するかどうか ということになります。

なぜ信用出来ないか?

人によって違うっぽいんですが最近良く聞く3パターンはこんな感じ

  • 自分のポジションが取って代わられてしまうんではないか?(トップであり続けたい欲)
  • とにかく自分でやらないと気がすまなくて、人に任せられない。(完璧を求める)
  • 人と何かをうまくやり続けられるかどうか不安(心配性)

※そういう人たちに対しての対策は、下書きを書いていて長くなりそうな気がしたんで来週公開予定の後編に続きます!
結構具体的にお話を聞いた起業家の事例などを交えてお話ししますね。

会社の文化は若手が作る

インターン、採用しています

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弊社では現在5名の学生アルバイト・インターンが働いています。
過去在籍した人数もカウントすると10名程度になります。
このフェーズのスタートアップでは珍しいかもしれません。

スタートアップがどのタイミングでインターンを採用するかも他の問題と同じく正解が無くて、何を信じて経営しているか?ということが大事になってくると思います。

会社の文化は若手が作る

僕は企業の文化は若手が作るものだと信じています。

Fringe81の田中さんが社員が企業文化を作る話をブログで書かれていたり

しかしながら、会社のビジョンや戦略は経営者が創れますが、文化は経営者のみでは創れないです。カッコイイ、カッコ悪い、という個人的な好みを、言い続け、「あたかもそれが行動指針として当たり前」というところまで行くためには、経営者だけじゃダメですよねそりゃ。集団で経済活動をしているわけですから、何度も言う、自ら実践する、といったことが必要ですよね。

あとはエウレカ赤坂さんの話。これ超好きです。

そこで始めたのが、インターン採用です。インターンにイチから仕事を教え込むことは苦労しましたし、スタートアップとして遠回りもしましたが、結果的にしっかりワークしました。実績がないエウレカにとって、キャリアが真っ白なインターンとの方が相性がよかったんです。

今では中途採用をスタートさせつつ、インターン採用も続けています。創業期にインターンで入社して、今でもうちに残ってくれている社員はみんな、会社に対して相当な愛着を持ってくれています。インターンだった子が今では取締役をやっていたり、トップエンジニアをやっていたりします。

クラウドワークス吉田さんもどっかで言われていたのを覚えていて、(実際にインターン採用めっちゃやってますよね!)
そういうのを僕が信じているということです。

 崖っぷち採用

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どんな人を採用しているか

これはインターンに限らずですが、本気の人を採用したい

どういう人が本気か?

本気って言葉で説明するのも大事ですが、本気度が行動に現れている人がより本気だなって思います。

弊社に来ているインターン事例をいくつか抜粋すると例えば

  • 名古屋の大学を卒業したけどやりたいことがわからず、まわりと同じく就職することに疑問を持ち1年半人と出会い続けた結果エンジニアになる道を見つけた人
  • 大学4年で卒業間近で、その時弊社はインターンを採っていなかったが、彼女の熱意に負けて弊社でインターンとして採用して活躍した人※4ヶ月インターンし、その後結果内定した会社を辞めて弊社に就職しました
  • 大学4年で内定を蹴って、やっぱりものづくりがしたくてエンジニアリングを学びに来ている大学生
  • 名古屋の大学を休学し、インドでエンジニアリングを半年学んで、その後東京でインターン先を探していた大学生
  • 部活もやってないし、普通にアルバイトするくらいならベンチャーでインターンしたいという高校生

コミットする時間が長いとか、他にやる事がないとか、オフィスに来てない時でも技術を高め続けられるかなどが判断する基準になるでしょうか。まとめると色々崖っぷちな人が良いと思います。

社内の体制

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弊社には「成長に寄与する」っていう価値観があるのですが、創業メンバーを始めとした社員全員が担当するインターン、アルバイトを受け持ち、それぞれの成長にコミットする姿勢を出してくれていて、そのおかげで僕がどんどんインターン候補と出会ってもそれを受け入れてくれる受け皿があるといえます。

最近、エンジニアのインターンを2人同時に取るかどうか迷ったときに、創業者の2人がこう言ってくれたのが本当に心強かった。

熱意あれば余裕は作る

熱意あれば余裕は作る

ということで、人の成長って時間がかかるものなので、すぐに結果をもとめず長い目で文化を作けるよう着実にやっていきましょう!

起業を志す人にオススメする馬田さんスライド5選

馬田さんって誰?

元Microsoft venturesで現在は東京大学でベンチャー企業創出に関わっている方です。元起業家とかではないです。理論派です。

とにかくスライドがすごい

良くFacebookやTwitterなどでバズっているのですが、とにかく彼の作るスライドがわかりやすいです!
家と職場の往復でやっと読めるくらいのボリューム感(100ページくらい)があります。本を読んでいる感覚ですね。
僕も良くFacebookなどでシェアさせてもらってます。だって毎回ほんとにいい内容なので。

馬田さんが取り上げられてるインタビューなどいくつか紹介します。

スタートアップの成功プロセスを学ぶ〜馬田さん〜

サポートが大事、の話ですね。

【インタビュー】スタートアップにとって必要なのは「大志を抱きつづけること」

これは良インタビュー。1つのスライドごとに2、30冊の本や論文を読み込んだりしているそう。

 

これから起業します、という人にオススメのスライド5選

ということで、今回はこれから起業する人向けにいつもオススメしている馬田さんスライドをご紹介します。
スタートアップする人はとりあえずこの辺から読みましょう。

読んで欲しい順に並べたほうがいいと思ったので、上から見てみてください。

スタートアップ共同創業者の見つけ方、付き合い方、別れ方

やはり圧倒的にこのスライドですね。
ここに出てくる話はほんと良くしていまして、始めるときに1人だととにかくメンタルが辛いっす。

 

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創業者が1人、というのは不信任投票だ!とはよく言ったもので、
あなたのアイデア か あなたという人そのもの が誰にも支持されていないから1人なんだ、という話は1人で創業しようとしている人全員に言っていますね。

ちなみにチームメンバーを見つけられてなくて、うまく行ってる人って正直あんまりいなくて、僕の狭い観測範囲ですが、なんかフェードアウトしていきます。。

 

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とはいえ、即席のチームは失敗するのでしっかり探そうというデータです。

 

エンジェル投資家って何者?

エンジェル投資家とか、Exitしてお金持ちになる話とかが(馬田さんのスライドにしては)短くまとめられています!

 

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エンジェルは大体、事業を立ち上げて成功させた人達です。日本にもまぁまぁいます。

 

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エンジェルは特に、お金(いくら投資してくれるか)だけで判断してはいけないです。
実際に僕も事業をやっていて、エンジェルのアドバイスが結構効いています。
とは言え、相性などよく見極めて何でも相談できる人を選ぶのが良いと思います!

 

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そもそも、本当に投資が必要かよく考えてください!
起業したい人から相談されて、「それ、投資受ける必要あります?」って返すことも良くあります。

資本政策の話は「起業のファイナンス」を読んでください!
これは起業を志す人全員におすすめしています。
特にエクイティ(=株式)で調達を考えている人は必読です。

 

ここからはダイジェストで !

投資家向けピッチ練習は30秒か2分かデモで お願いします スタートアップのシード段階におけるピッチの構成の方法

投資家向けのプレゼンのことをピッチと言います。
ここで言う30秒のやつは、いわゆるエレベータピッチ(エレベータに乗ってる約30秒の間にアイデアを話す)というのですが、その目的はミートアップなどで出会った投資家とかエンジェルの方に「あ、そのアイデア良さそう。ちょっと今度詳しく聞かせてください」といってもらうためにやったりします。

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なので、自分のやろうとしていることを一言で言える必要があるのです。

 

資金調達入門“以前” スタートアップが資金調達の前に考えること

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資金調達したいんですけど!って相談してくるけど、アイデアがフワッとしてるうちに調達するのは良くないと思うので、
ラーメン代稼ぎ出来る状況を作っておくのは大事です。全てはタイミング!

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投資は結婚と同じ、というのは本当です。お金以外のバリューってほんと大事です。

 

あなたのスタートアップのアイデアの育てかた

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スモールビジネスとの違いを明確に。起業したてだからスタートアップってわけではないと思います。

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スタートアップのアイデアは考えてもしょうがなくて、ある環境にいて負だと思っていることをいかに発見するかが大事。

 

最後に馬田さんのブログのリンクを貼っておきますね。マストフォローで!

https://medium.com/@tumada

※おまけ

このことをブログに書こうと思って、会社のメンバーに言ったら共同創業者の香月がこんなマインドマップを作っていた!すごい!

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https://www.mindmeister.com/596049094/umada

馬田さんスライドは名作が多いので、勉強会をしたいくらいです!

サービスが無くなってもいいから、会社を売却できるか?

Sunrise Calendarというカレンダーアプリをよく使っています

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僕がよく使っているカレンダーアプリにSunrise Calendar(以下Sunrise)というのがあります。
見た目はGoogle Calendarとそれほど変わらないのですが、良いところを幾つか挙げると

  • 予定を入力するときにイチイチ画面遷移しなくていよい
  • Facebookイベントや他のアプリ、ツールなどの連携が充実している
  • アプリも直感的な動作ができて良い

など、ブラウザ版もアプリ版も総じて完成度が高く、使いやすかったので社員をはじめ様々な方におすすめしていました。

使い勝手についてはこの記事がわかりやすいです。

Microsoftの買収により、終了のお知らせ

2015年2月にMicrosoftに買収されることが決まり、2016年8月末をもってサービス終了がアナウンスされていました。
カレンダーアプリなので、仕事で接触時間が多いという特性上ヘビーに使うユーザも多く、僕をはじめファンが多かったんですよね。
ですが今月で無くなってしまい、1ユーザとしては非常に残念です。

買収には2種類ある

さて、ここからが本題ですが今回みたいに会社自体が買収されるケースはよくあるのですが、買収の目的には大きく2種類ありまして、

・買収されたサービスが良い、もしくは買収元の会社のサービスと相性が良いからそれをそのまま伸ばす
→サービス存続。

・買収された会社の人・チーム・コア技術が良いから、引き抜きたい。
→最悪サービスが無くなるケースも。

今回は結果としては後者で、買収されたSunriseのチームはMicrosoftのOutlook(のカレンダー機能)を開発することになり、Sunriseは終了という流れになってしまいました。

Sunriseは無料のサービスでした

Sunriseはサービスの中に課金ポイントががないサービスでした。そうなると、会社の運営は

投資家から資金調達したお金

で運営していくことになります。ちなみに、Sunriseに投資した投資家は27社(人)で、トータルの資金調達額は$8.22M(日本円で8.2億円くらい)です。

起業家がMicrosoftに買収されるという判断に至った理由

いくつか考えられるのですが、一般的に

  • 会社の運営資金が尽きそうだった
  • 売れるときに売って利益を確定させたいという投資家からのプレッシャー
  • 会社を売って次のチャレンジをしたい、という創業メンバの考え

などが考えられます。
実際、創業から2年3ヶ月という短期間で買収されているので、最初から短期での買収を目標にしていた可能性も全然あると思っています。

起業家の立場でサービスが無くなってもいいから、自分たちの会社を売れるか

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普通に考えてMicrosoftとの買収交渉の中で、

サービスが無くなること

についても当然議論されているはずですので、先ほど書いたように最初から決めていたことなのかもしれません。
ただ自分たちが育ててきた愛着のあるサービスを無くしても、会社を売却するという決断が出来るかというと非常に難しいのかなと思います。

今日、ジブンゴトとしてこのことを考えてみたのですが

自分もしくは自分の周りの人が欲しいと思ったから作ったサービス

を運営している人にとっては非常に悩ましい決断になるだろうなと思います。

ちなみにUSでは日本に比べて会社が買収されることはよくあります。
日本だと会社が買収されるということは、なんとなくネガティブなイメージを持ちがちですが、買収によって投資家は投資した資金を増やして回収できるし、リスクを取って起業した起業家は大抵お金持ちになりますしそれはそれで良いことです。
(日本でも、買収された会社の創業者がしばらくして新たなチャレンジをしたり、エンジェル投資家となったりするケースが増えてきましたよね!)

このテーマについてどう考えるのか、サービス運営されている経営者の人たちの意見を聞いてみたいです。

 

 

あと、誰かSunriseの代わりに使えるサービスを教えてください!!

ポケモンGOとビジネス機会

このブログでは、あまり僕がやっているペライチの事業の話はしないのですが、今日はちょっとそれに絡む話で。

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ポケモンGO専用スマホレンタルサービスの話

ポケモンGO、日本でまだ出てもいないのにブームになっていますね!

そんな折、最近ペライチで出来てるページの中でアクセスが多いなーと思っていたのがこちら

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『ポケモンGO』専用にiPhoneレンタルを。1日49円モバイルバッテリー付き

数日前から登場しているのですが、すごいいいタイミングだな!と思いました。

大事なのはすぐにビジネスを始められる事

ペライチで作成されているサイトを眺めていると、このサイト以外にも

「こんなビジネスあったのか!」とか

「この視点は面白い!」と思うサービスや

「これはまだちょっと早すぎるかもしれない」と思うような

プロダクトに出会うことも多いです。

ビジネスはタイミングが大事!とよく言いますが、本当にそうだと思っていて

先ほどのポケモンGO専用スマホレンタルも今朝めざましテレビで取り上げられていて、
7/20時点で400件以上の申し込みがあったと言っていました。

※コチラのサービスを提供している会社の方とは面識はないのですが、弊社サポートの方にサービスへの好評価を頂いているようでしてありがとうございました!
※ちなみにテレビ対応のためにペライチのサーバを増強しました(^^)

ペライチを通じて誰でもビジネスチャンスを掴むことが出来る、そんな事例を増やしていきたいですね!